消滅可能性自治体の一覧(2050年推計)

「消滅可能性自治体」は、人口戦略会議が2024年4月に公表した分析で、20〜39歳の女性人口が2020年から2050年の30年間で50%以上減る自治体を指します(2014年に日本創成会議が公表した「消滅可能性都市」の後継にあたる分析です)。 この定義を、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」に当てはめて計算すると、 全国1,728自治体のうち744自治体(43.1%)が該当し、人口戦略会議の公表数と一致します。 お住まいの町、実家のある町が該当するかは、下の都道府県別の表から市区町村のページで確かめられます。

人口戦略会議の公表では、前回(2014年)のリストと比べて、消滅可能性自治体から外れた(脱却)のが239自治体、新たに入ったのが99自治体、前回も今回も入っている(継続)のが645自治体です。 継続のうち、若年女性の減少率が前回より改善したのは362、悪化したのは283です。新たに入った99のうち33は、前回の分析の対象外だった福島県の自治体です。

「50%以上減る」自治体(全国)

744 / 1,728

割合 43.1%

最も減少率が大きい自治体

−88.0%

群馬県南牧村

20〜39歳女性が増える自治体

8

最大は 東京都港区 +7.6%

都道府県別の消滅可能性自治体の数

県名をクリックすると、県内の市区町村別の一覧に移動します。割合は掲載自治体に占める「50%以上減る」自治体の割合で、最も高いのは秋田県(96.0%)です。

都道府県 掲載自治体 50%以上減る 割合 割合の順位
北海道 179 117 65.4% 9位
青森県 40 35 87.5% 2位
岩手県 33 26 78.8% 4位
宮城県 35 19 54.3% 15位
秋田県 25 24 96.0% 1位
山形県 35 28 80.0% 3位
福島県 46 33 71.7% 7位
茨城県 44 17 38.6% 25位
栃木県 25 8 32.0% 33位
群馬県 35 20 57.1% 12位
埼玉県 63 16 25.4% 38位
千葉県 54 22 40.7% 22位
東京都 62 2 3.2% 46位
神奈川県 33 6 18.2% 42位
新潟県 30 18 60.0% 10位
富山県 15 5 33.3% 32位
石川県 19 9 47.4% 17位
福井県 17 8 47.1% 18位
山梨県 27 11 40.7% 23位
長野県 77 26 33.8% 31位
岐阜県 42 16 38.1% 26位
静岡県 35 9 25.7% 37位
愛知県 54 7 13.0% 44位
三重県 29 12 41.4% 21位
滋賀県 19 2 10.5% 45位
京都府 26 9 34.6% 29位
大阪府 43 12 27.9% 35位
兵庫県 41 13 31.7% 34位
奈良県 39 22 56.4% 13位
和歌山県 30 23 76.7% 5位
鳥取県 19 8 42.1% 19位
島根県 19 4 21.1% 41位
岡山県 27 10 37.0% 27位
広島県 23 6 26.1% 36位
山口県 19 8 42.1% 20位
徳島県 24 16 66.7% 8位
香川県 17 4 23.5% 40位
愛媛県 20 12 60.0% 11位
高知県 34 25 73.5% 6位
福岡県 60 8 13.3% 43位
佐賀県 20 5 25.0% 39位
長崎県 21 11 52.4% 16位
熊本県 45 18 40.0% 24位
大分県 18 10 55.6% 14位
宮崎県 26 9 34.6% 30位
鹿児島県 43 15 34.9% 28位
沖縄県 41 0 0.0% 47位

政令指定都市は市全体で1件として数えています。福島県の浜通り地域13市町村は、推計が個別に存在しないため含みません。

20〜39歳女性の減少率が大きい自治体 上位30

順位 市区町村 2020年 2050年推計 増減率
1 群馬県南牧村 50人 6人 −88.0%
2 青森県外ヶ浜町 240人 30人 −87.5%
3 北海道歌志内市 135人 18人 −86.7%
4 青森県今別町 93人 13人 −86.0%
5 京都府笠置町 56人 8人 −85.7%
6 奈良県黒滝村 35人 5人 −85.7%
7 青森県佐井村 88人 13人 −85.2%
8 奈良県吉野町 344人 52人 −84.9%
9 三重県南伊勢町 498人 82人 −83.5%
10 奈良県御杖村 54人 9人 −83.3%
11 北海道木古内町 204人 35人 −82.8%
12 北海道松前町 319人 55人 −82.8%
13 奈良県下市町 342人 61人 −82.2%
14 北海道上砂川町 151人 27人 −82.1%
15 奈良県野迫川村 22人 4人 −81.8%
16 大阪府能勢町 587人 109人 −81.4%
17 群馬県下仁田町 326人 63人 −80.7%
18 北海道白糠町 518人 102人 −80.3%
19 高知県室戸市 521人 103人 −80.2%
20 青森県深浦町 347人 69人 −80.1%
21 山梨県身延町 512人 102人 −80.1%
22 奈良県東吉野村 84人 17人 −79.8%
23 青森県大間町 316人 64人 −79.7%
24 埼玉県東秩父村 160人 33人 −79.4%
25 青森県新郷村 106人 22人 −79.2%
26 北海道福島町 206人 43人 −79.1%
27 徳島県那賀町 333人 71人 −78.7%
28 高知県大豊町 136人 29人 −78.7%
29 岩手県普代村 140人 30人 −78.6%
30 福島県川俣町 798人 175人 −78.1%

該当する744自治体の全国ランキングを見る

よくある質問

消滅可能性自治体とは何ですか。

人口戦略会議が2024年4月に公表した分析レポートで、「若年女性人口(20〜39歳の女性)が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体」を指す言葉です。同レポートは、全国1,729自治体のうち744自治体が該当するとしています。

「消滅可能性都市」とは違うのですか。

2014年5月に日本創成会議(座長:増田寛也)が「消滅可能性都市」のリストを発表し、その10年後に人口戦略会議が新しい推計で分析し直したものが「消滅可能性自治体」です。前回は2010年から2040年、今回は2020年から2050年の若年女性人口の減少率を見ており、基準になる期間と推計が違うため、前回のリストと件数や該当の自治体は一致しません。人口戦略会議は、その違いを自治体ごとに整理した前回との比較も公表しており、前回のリストから外れた(脱却)のが239自治体、新たに入ったのが99自治体、前回も今回も入っているのが645自治体です。新たに入った自治体のうち33は、前回の分析の対象外だった福島県の自治体です。

消滅可能性自治体に当たると、本当に消滅するのですか。

消滅するとは限りません。人口戦略会議のレポートは、若年女性人口が30年間で50%以上減る地域では70年後に2割、100年後には1割程度まで減っていく計算になるため、そうした地域は「最終的には消滅する可能性が高いのではないか」という前回(2014年)の推測を、今回も基本的に踏襲したと説明しています。推計は一定の仮定にもとづく見通しで、将来の人口を保証するものではありません。

このページの数字は、人口戦略会議のリストと同じですか。

人口戦略会議の公表リストそのものではなく、同じ定義を国立社会保障・人口問題研究所の推計値(令和5年推計)に当てはめた当サイトの計算です。2020年と2050年の20〜39歳女性人口から減少率を出し、50%以上減る自治体は744で、人口戦略会議の公表数と一致しています。自治体ごとの該当・非該当も、同レポートの一覧と照合して一致を確かめています。

福島県の一部や政令指定都市の区が載っていないのはなぜですか。

福島県の浜通り地域の13市町村(いわき市、相馬市、南相馬市、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村)は、推計がひとつの地域としてまとめて行われていて、個別の推計値がありません。政令指定都市は、人口戦略会議の分析にならって区ごとではなく市全体で1件として載せています。

出典

20〜39歳女性人口・総人口(2020年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

「消滅可能性自治体」の定義:人口戦略会議『令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート』(2024年4月24日公表)

https://www.hit-north.or.jp/information/2024/04/24/2171/

9分類・前回との比較:人口戦略会議『全国1729自治体の持続可能性分析結果リスト』(2024年4月24日公表)

https://www.hit-north.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/02_list.xlsx

分類・比較の区分の定義:人口戦略会議『令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート』

https://www.hit-north.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/01_report-1.pdf

増減率・順位・「50%以上減る」の判定は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、将来の人口を保証するものではありません。