白石町(佐賀県)の空き家率

白石町の空き家率(2023年)

15.8%

空き家 1,340戸 / 総住宅数 8,470戸

全国平均より 2.0pt 高い
全国 428位 / 1,059市区町村(高い順)

佐賀県白石町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で15.8%です。 空き家数は1,340戸、総住宅数は8,470戸です。

白石町の空き家データ

空き家率
15.8%
空き家数
1,340戸
総住宅数
8,470戸
全国平均(13.8%)との差
+2.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
428位 / 1,059市区町村
佐賀県内の順位(高い順)
3位 / 15市区町村
佐賀県の空き家率(14.5%)との差
+1.3ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による白石町の空き家1,340戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,140戸
賃貸用の空き家
100戸
売却用の空き家
データなし
二次的住宅(別荘等)
100戸

白石町の空き家1,340戸のうち1,140戸、全体の85.1%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の7.5%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。「その他の空き家」の割合は全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。別荘やセカンドハウスの比重が7.5%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。総住宅数は8,470戸で、空き家率1ポイントは85戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

白石町の売りにも貸しにも出ていない空き家1,140戸は、何戸が一戸建てですか

白石町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)1,140戸のうち、一戸建ては1,110戸(97.4%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは210戸(18.9%)です。賃貸用の空き家100戸のうち、長屋建・共同住宅等は80戸(80.0%)です。

その他の空き家のうち一戸建
1,110戸(97.4%)
そのうち腐朽・破損あり
210戸(18.9%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
80戸(80.0%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

白石町の空き家1,340戸のうち、腐朽・破損があるものは230戸で、空き家全体の17.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
230戸
空き家数に占める割合
17.2%

17.2%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。傷んだ空き家は実数で230戸あり、個別に把握できる範囲です。人口が大きく減る見通しの地域では、傷んだ住宅の引き受け手はさらに限られていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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白石町の空き家率の推移(2008〜2023年)

白石町の空き家率は2008年の7.3%から 2023年には15.8%へ、 15年間で+8.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、佐賀県全体は+3.4ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から4.3ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。佐賀県全体(+3.4ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。15.8%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

5% 8.8% 12.5% 16.3% 20% 2008201320182023
白石町 佐賀県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 7.3% 560戸 7,660戸 — −5.8ポイント
2013年 7.2% 580戸 8,110戸 −0.1ポイント −6.3ポイント
2018年 11.5% 880戸 7,660戸 +4.3ポイント −2.1ポイント
2023年 15.8% 1,340戸 8,470戸 +4.3ポイント +2.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

白石町の人口の見通し

白石町の人口は、2026年の20,722人から2050年には12,558人(2026年比 −39.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

白石町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・佐賀県内での位置づけ

白石町の空き家率は15.8%で、全国平均の13.8%より 2.0ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると428位(高いほうから約40%の位置)で、低い順では632位にあたります。

佐賀県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で3位です。 佐賀県全体の空き家率は14.5%で、白石町はこれより1.3ポイント高くなっています。 佐賀県で空き家率が最も高いのは吉野ヶ里町(19.7%)、最も低いのは基山町(9.7%)です。

高いほうから約40%の位置にあり、平均をやや上回ります。佐賀県内では上位3分の1に入ります。佐賀県のなかで最も空き家率が高い吉野ヶ里町(19.7%)との差は3.9ポイントで、県内の上位とほぼ肩を並べます。全国平均との差は2.0ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。佐賀県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。2050年の推計人口は2026年比−39.4%と、需要そのものが縮んでいく見通しです。

母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。1,340戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。市場に出ている空き家は7.5%にとどまり、売買・賃貸の実勢は統計から読み取りにくい地域です。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ岐阜県土岐市(15.8%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

白石町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。人口が大きく減る見通しの地域では、時間が経つほど条件は不利になりやすくなります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。売買・賃貸に出ている住宅がほとんどない地域では、まず動かせるかどうかを確かめるところからになります。

白石町の空き家を解体するとき、補助金は出ますか

佐賀県の空き家解体補助金の一覧に、白石町は空き家の除却に関する支援制度がある市区町村として載っています。補助率・上限額・対象は市区町村ごとに異なるため、窓口で確認してください。

制度名
不良住宅・空家等の除却費補助金(各町)
補助率
要問合せ
上限
町により異なる
対象
不良住宅・危険な空き家等(詳細は各町の窓口へ)

公式ページの出典と確認日は、佐賀県の一覧ページに載せています。

佐賀県の空き家解体補助金の一覧

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・佐賀県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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