鹿島市(佐賀県)の空き家率

鹿島市の空き家率(2023年)

12.7%

空き家 1,430戸 / 総住宅数 11,250戸

全国平均より 1.1pt 低い
全国 671位 / 1,059市区町村(高い順)

佐賀県鹿島市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.7%です。 空き家数は1,430戸、総住宅数は11,250戸です。

鹿島市の空き家データ

空き家率
12.7%
空き家数
1,430戸
総住宅数
11,250戸
全国平均(13.8%)との差
-1.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
671位 / 1,059市区町村
佐賀県内の順位(高い順)
9位 / 15市区町村
佐賀県の空き家率(14.5%)との差
-1.8ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による鹿島市の空き家1,430戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
730戸
賃貸用の空き家
580戸
売却用の空き家
90戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

鹿島市の空き家1,430戸の内訳では「その他の空き家」が730戸(51.0%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。売りにも貸しにも出ていない住宅は、地区ごとに数えられる規模です。空き家の40.6%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。売却用は6.3%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家の戸数としては、地域全体で見れば把握できる規模です。

鹿島市の売りにも貸しにも出ていない空き家730戸は、何戸が一戸建てですか

鹿島市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)730戸のうち、一戸建ては670戸(91.8%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは120戸(17.9%)です。賃貸用の空き家580戸のうち、長屋建・共同住宅等は460戸(79.3%)です。

その他の空き家のうち一戸建
670戸(91.8%)
そのうち腐朽・破損あり
120戸(17.9%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
460戸(79.3%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

鹿島市の空き家1,430戸のうち、腐朽・破損があるものは230戸で、空き家全体の16.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
230戸
空き家数に占める割合
16.1%

16.1%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で230戸あり、個別に把握できる範囲です。これだけの人口減が前提では、修繕して使い続ける前に需要の有無を確かめる必要があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

鹿島市の空き家率の推移(2008〜2023年)

鹿島市の空き家率は2008年の10.2%から 2023年には12.7%へ、 15年間で+2.5ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、佐賀県全体は+3.4ポイント動いています。

4回の調査すべてで前回を上回っており、途中で頭打ちになった時期がありません。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。2008年時点では10.2%と、低い部類にありました。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。12.7%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10% 11.3% 12.5% 13.8% 15% 2008201320182023
鹿島市 佐賀県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 10.2% 1,120戸 10,970戸 — −2.9ポイント
2013年 11.2% 1,220戸 10,860戸 +1.0ポイント −2.3ポイント
2018年 12.5% 1,460戸 11,650戸 +1.3ポイント −1.1ポイント
2023年 12.7% 1,430戸 11,250戸 +0.2ポイント −1.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

鹿島市の人口の見通し

鹿島市の人口は、2026年の26,863人から2050年には17,646人(2026年比 −34.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

鹿島市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・佐賀県内での位置づけ

鹿島市の空き家率は12.7%で、全国平均の13.8%より 1.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると671位(高いほうから約63%の位置)で、低い順では389位にあたります。

佐賀県内では、15市区町村のうち空き家率が高い順で9位です。 佐賀県全体の空き家率は14.5%で、鹿島市はこれより1.8ポイント低くなっています。 佐賀県で空き家率が最も高いのは吉野ヶ里町(19.7%)、最も低いのは基山町(9.7%)です。

低いほうから見れば約37%の位置で、平均をやや下回ります。佐賀県内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。佐賀県は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。佐賀県内で最も高い吉野ヶ里町(19.7%)とは7.0ポイントの開きです。佐賀県全体をやや下回ります。2050年の推計人口は2026年比−34.3%で、住宅の需要は明確に細っていきます。

1,430戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。行き先の決まっていない住宅は730戸で、動かす対象としてはまだ見通しの立つ量です。11,250戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ長崎県諫早市(12.7%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。一貫して上がってきた地域では、この流れが止まる材料があるかどうかが見どころです。

鹿島市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。これだけの減少が前提なら、早めに方針を固めたほうが選択肢は広く残ります。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。傷んだ住宅が一定の割合を占める地域では、修繕にいくらかかるかを先に把握しておくと判断が早まります。全国平均並みの地域では、他の物件との違いを説明できるかが効いてきます。

鹿島市の空き家を解体するとき、補助金は出ますか

鹿島市には、空き家の解体に使える補助制度があります。補助率は危険空家等除却補助は2分の1(空家等除却補助は10分の1)、上限は危険空家等除却補助は50万円(空家等除却補助は10万円)です。受付状況や予算は年度ごとに変わります。

制度名
危険空家等除却補助・空家等除却補助
補助率
危険空家等除却補助は2分の1(空家等除却補助は10分の1)
上限
危険空家等除却補助は50万円(空家等除却補助は10万円)
対象
市に登録した空き家。危険空家等除却補助は、申請の前に市の危険空家の認定を受けることが条件。

公式ページ(2026年10月12日取得):https://www.city.saga-kashima.lg.jp/main/32988.html

佐賀県の空き家解体補助金の一覧

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 鹿島市の家の買取額を聞く 権利証や関係書類をなくした家でも、相続前でも相談できる。無料の調査のうえ買取査定金額を出してもらえる家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
片付ける 不用品回収比較センター 処分費を比較 最大5社から見積り・会員登録不要・業者との連絡はメール完結会員登録は不要です。不用品回収のほか、空き家の片付け・遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃も選べます。
どうするか決める 空き家の窓口 解決プランを聞く 売却・買取も活用・賃貸もまとめて提案、査定・相談はすべて無料、遠方の空き家も相談できる現地に行けない遠方の空き家・実家の相談も受け付けています。
築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件名義が親のままの家に、登記の期限はあるのか — 相続登記の3年ルールと最大10万円の過料家財が残ったままの家、片付けは誰に頼んでいくらかかるのか — 遺品整理業者・不用品回収・粗大ごみの違い売るか貸すか残すか決めきれない家、何を比べれば決まるのか — 譲渡所得税・管理の手間・固定資産税の比べ方 一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、申込後の流れ 相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・佐賀県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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