土岐市(岐阜県)の空き家率

土岐市の空き家率(2023年)

15.8%

空き家 3,990戸 / 総住宅数 25,190戸

全国平均より 2.0pt 高い
全国 427位 / 1,059市区町村(高い順)

岐阜県土岐市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で15.8%です。 空き家数は3,990戸、総住宅数は25,190戸です。

土岐市の空き家データ

空き家率
15.8%
空き家数
3,990戸
総住宅数
25,190戸
全国平均(13.8%)との差
+2.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
427位 / 1,059市区町村
岐阜県内の順位(高い順)
14位 / 31市区町村
岐阜県の空き家率(16.1%)との差
-0.3ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による土岐市の空き家3,990戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,620戸
賃貸用の空き家
1,110戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
190戸

土岐市の空き家3,990戸のうち2,620戸、全体の65.7%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の27.8%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。「その他の空き家」の割合は全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の29.6%で、動いている住宅は限られます。空き家率が高い地域では、内訳のどこが膨らんでいるかで打つ手が変わります。

土岐市の売りにも貸しにも出ていない空き家2,620戸は、何戸が一戸建てですか

土岐市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)2,620戸のうち、一戸建ては2,160戸(82.4%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは780戸(36.1%)です。賃貸用の空き家1,110戸のうち、長屋建・共同住宅等は1,100戸(99.1%)です。

その他の空き家のうち一戸建
2,160戸(82.4%)
そのうち腐朽・破損あり
780戸(36.1%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
1,100戸(99.1%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

土岐市の空き家3,990戸のうち、腐朽・破損があるものは1,410戸で、空き家全体の35.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,410戸
空き家数に占める割合
35.3%

空き家の35.3%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては5.6%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。傷んだ空き家は実数で1,410戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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土岐市の空き家率の推移(2008〜2023年)

土岐市の空き家率は2008年の12.9%から 2023年には15.8%へ、 15年間で+2.9ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、岐阜県全体は+2.0ポイント動いています。

前回調査からは1.8ポイント上がっており、増加の流れは続いています。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。2008年と比べた変化は+2.9ポイントで、住宅ストックの余り方が明らかに変わっています。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。15.8%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10% 12.5% 15% 17.5% 20% 2008201320182023
土岐市 岐阜県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 12.9% 3,060戸 23,800戸 — −0.2ポイント
2013年 14.2% 3,440戸 24,310戸 +1.3ポイント +0.7ポイント
2018年 14.0% 3,350戸 23,880戸 −0.2ポイント +0.4ポイント
2023年 15.8% 3,990戸 25,190戸 +1.8ポイント +2.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

土岐市の人口の見通し

土岐市の人口は、2026年の53,471人から2050年には37,104人(2026年比 −30.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

土岐市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・岐阜県内での位置づけ

土岐市の空き家率は15.8%で、全国平均の13.8%より 2.0ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると427位(高いほうから約40%の位置)で、低い順では633位にあたります。

岐阜県内では、31市区町村のうち空き家率が高い順で14位です。 岐阜県全体の空き家率は16.1%で、土岐市はこれより0.3ポイント低くなっています。 岐阜県で空き家率が最も高いのは揖斐川町(27.2%)、最も低いのは海津市(10.0%)です。

高いほうから約40%の位置にあり、平均をやや上回ります。岐阜県内では14位で、上位半分に位置します。全国平均との差は2.0ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。15.8%という水準では、買い手・借り手より住宅のほうが多い状態になります。住宅6戸に1戸前後が空き家という計算です。2050年の推計人口は2026年比−30.6%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

35.3%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。流通している住宅は29.6%にとどまり、動いていない住宅が多数を占めます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ静岡県富士宮市(15.8%)は複数の区分が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

土岐市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。行き先未定がほかの区分を大きく上回る環境では、買い手・借り手の側に強い選択権があります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
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壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・岐阜県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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