横浜市泉区(神奈川県)の空き家率

横浜市泉区の空き家率(2023年)

4.1%

空き家 2,710戸 / 総住宅数 66,470戸

全国平均より 9.7pt 低い
横浜市 18区中 18位(高い順)

神奈川県横浜市泉区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で4.1%です。 空き家数は2,710戸、総住宅数は66,470戸です。

横浜市泉区の空き家データ

空き家率
4.1%
空き家数
2,710戸
総住宅数
66,470戸
全国平均(13.8%)との差
-9.7ポイント
横浜市の空き家率(8.7%)との差
-4.6ポイント
横浜市内の順位(高い順)
18位 / 18区
全国の行政区での順位(高い順)
175位 / 175区
神奈川県の空き家率(9.8%)との差
-5.7ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による横浜市泉区の空き家2,710戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
940戸
賃貸用の空き家
1,650戸
売却用の空き家
120戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

横浜市泉区の空き家2,710戸のうち1,650戸、全体の60.9%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の34.7%で、ほかの区分と分け合う配分になります。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の65.3%で、動いている住宅が多数派です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。空き家率4.1%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

横浜市泉区の売りにも貸しにも出ていない空き家940戸は、何戸が一戸建てですか

横浜市泉区の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)940戸のうち、一戸建ては580戸(61.7%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは80戸(13.8%)です。賃貸用の空き家1,650戸のうち、長屋建・共同住宅等は1,630戸(98.8%)です。

その他の空き家のうち一戸建
580戸(61.7%)
そのうち腐朽・破損あり
80戸(13.8%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
1,630戸(98.8%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

横浜市泉区の空き家2,710戸のうち、腐朽・破損があるものは230戸で、空き家全体の8.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
230戸
空き家数に占める割合
8.5%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で230戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.3%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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横浜市泉区の空き家率の推移(2008〜2023年)

横浜市泉区の空き家率は2008年の6.6%から 2023年には4.1%へ、 15年間で−2.5ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、神奈川県全体は−0.7ポイント動いています。

2018年の7.1%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−2.5ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

0% 3.8% 7.5% 11.3% 15% 2008201320182023
横浜市泉区 神奈川県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 6.6% 4,140戸 62,510戸 — −6.5ポイント
2013年 6.4% 4,040戸 63,090戸 −0.2ポイント −7.1ポイント
2018年 7.1% 4,630戸 65,580戸 +0.7ポイント −6.5ポイント
2023年 4.1% 2,710戸 66,470戸 −3.0ポイント −9.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

横浜市泉区の人口の見通し

横浜市泉区の人口は、2026年の150,615人から2050年には129,194人(2026年比 −14.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

横浜市泉区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

横浜市・全国の行政区のなかでの位置づけ

横浜市泉区の空き家率は4.1%で、横浜市全体の8.7%より 4.6ポイント低くなっています。 横浜市の18区のなかでは、空き家率が高い順で18位です。 横浜市で空き家率が最も高いのは横浜市中区(11.7%)、最も低いのは横浜市泉区(4.1%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると175位(高いほうから約100%の位置)で、低い順では1位にあたります。 全国平均の13.8%とは9.7ポイント、神奈川県全体の9.8%とは5.7ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

横浜市泉区の空き家率は、全国175行政区のなかで最も低い水準です。横浜市の18区のなかでは最も低い区です。全国平均を9.7ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。4.1%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅25戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2026年比−14.2%にとどまる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。65.3%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ埼玉県さいたま市緑区(4.2%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

横浜市泉区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・神奈川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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