上田市(長野県)の空き家率

上田市の空き家率(2023年)

16.0%

空き家 12,180戸 / 総住宅数 76,120戸

全国平均より 2.2pt 高い
全国 419位 / 1,059市区町村(高い順)

長野県上田市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で16.0%です。 空き家数は12,180戸、総住宅数は76,120戸です。

上田市の空き家データ

空き家率
16.0%
空き家数
12,180戸
総住宅数
76,120戸
全国平均(13.8%)との差
+2.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
419位 / 1,059市区町村
長野県内の順位(高い順)
16位 / 25市区町村
長野県の空き家率(20.1%)との差
-4.1ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による上田市の空き家12,180戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
6,150戸
賃貸用の空き家
3,440戸
売却用の空き家
250戸
二次的住宅(別荘等)
2,340戸

上田市の空き家12,180戸の内訳では「その他の空き家」が6,150戸(50.5%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。別荘やセカンドハウスの比重が19.2%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。空き家の28.2%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。売りにも貸しにも出ていない住宅は、全国でも上位の量です。総住宅数は76,120戸で、空き家率1ポイントは761戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

上田市の売りにも貸しにも出ていない空き家6,150戸は、何戸が一戸建てですか

上田市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)6,150戸のうち、一戸建ては4,600戸(74.8%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは1,270戸(27.6%)です。賃貸用の空き家3,440戸のうち、長屋建・共同住宅等は3,100戸(90.1%)です。

その他の空き家のうち一戸建
4,600戸(74.8%)
そのうち腐朽・破損あり
1,270戸(27.6%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
3,100戸(90.1%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

上田市の空き家12,180戸のうち、腐朽・破損があるものは2,190戸で、空き家全体の18.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
2,190戸
空き家数に占める割合
18.0%

18.0%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。傷んだ空き家は実数で2,190戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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上田市の空き家率の推移(2008〜2023年)

上田市の空き家率は2008年の18.4%から 2023年には16.0%へ、 15年間で−2.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、長野県全体は+1.1ポイント動いています。

2013年の18.8%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。長野県全体(+1.1ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。16.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10% 13.8% 17.5% 21.3% 25% 2008201320182023
上田市 長野県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 18.4% 13,070戸 71,060戸 — +5.3ポイント
2013年 18.8% 14,030戸 74,550戸 +0.4ポイント +5.3ポイント
2018年 17.1% 13,060戸 76,280戸 −1.7ポイント +3.5ポイント
2023年 16.0% 12,180戸 76,120戸 −1.1ポイント +2.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

上田市の人口の見通し

上田市の人口は、2026年の150,627人から2050年には121,116人(2026年比 −19.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

上田市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・長野県内での位置づけ

上田市の空き家率は16.0%で、全国平均の13.8%より 2.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると419位(高いほうから約40%の位置)で、低い順では641位にあたります。

長野県内では、25市区町村のうち空き家率が高い順で16位です。 長野県全体の空き家率は20.1%で、上田市はこれより4.1ポイント低くなっています。 長野県で空き家率が最も高いのは軽井沢町(70.4%)、最も低いのは南箕輪村(9.4%)です。

高いほうから約40%の位置にあり、平均をやや上回ります。長野県内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。長野県全体(20.1%)と比べても4.1ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。長野県は、47都道府県のなかで空き家率の高いほうから6位です。県内で最も高い軽井沢町(70.4%)とは54.4ポイント離れています。2050年の推計人口は2026年比−19.6%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

6,150戸という滞留量は、需要側の数と比べても明らかに大きい部類です。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。12,180戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ福島県白河市(16.0%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

上田市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。傷んだ住宅が目立つ地域では、リフォームして貸すか現況で売るかの比較が要ります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 上田市の家の買取額を聞く 査定への立ち会いは不要で、室内に物が残った家も相談できる。無料の調査のうえ買取査定金額を出してもらえる家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
片付ける 不用品回収比較センター 処分費を比較 最大5社から見積り・会員登録不要・業者との連絡はメール完結会員登録は不要です。不用品回収のほか、空き家の片付け・遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃も選べます。
どうするか決める 空き家の窓口 解決プランを聞く 売却・買取も活用・賃貸もまとめて提案、査定・相談はすべて無料、遠方の空き家も相談できる現地に行けない遠方の空き家・実家の相談も受け付けています。
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・長野県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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