大阪市鶴見区(大阪府)の空き家率

大阪市鶴見区の空き家率(2023年)

11.3%

空き家 6,400戸 / 総住宅数 56,580戸

全国平均より 2.5pt 低い
大阪市 24区中 23位(高い順)

大阪府大阪市鶴見区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.3%です。 空き家数は6,400戸、総住宅数は56,580戸です。

大阪市鶴見区の空き家データ

空き家率
11.3%
空き家数
6,400戸
総住宅数
56,580戸
全国平均(13.8%)との差
-2.5ポイント
大阪市の空き家率(16.1%)との差
-4.8ポイント
大阪市内の順位(高い順)
23位 / 24区
全国の行政区での順位(高い順)
105位 / 175区
大阪府の空き家率(14.2%)との差
-2.9ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による大阪市鶴見区の空き家6,400戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,290戸
賃貸用の空き家
4,810戸
売却用の空き家
170戸
二次的住宅(別荘等)
140戸

大阪市鶴見区の空き家6,400戸のうち4,810戸、全体の75.2%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の20.2%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の77.8%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。全国平均を下回る空き家率のもとでは、内訳の形は将来の変化を読む材料という位置づけです。

大阪市鶴見区の売りにも貸しにも出ていない空き家1,290戸は、何戸が一戸建てですか

大阪市鶴見区の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)1,290戸のうち、一戸建ては840戸(65.1%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは200戸(23.8%)です。賃貸用の空き家4,810戸のうち、長屋建・共同住宅等は4,630戸(96.3%)です。

その他の空き家のうち一戸建
840戸(65.1%)
そのうち腐朽・破損あり
200戸(23.8%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
4,630戸(96.3%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

大阪市鶴見区の空き家6,400戸のうち、腐朽・破損があるものは390戸で、空き家全体の6.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
390戸
空き家数に占める割合
6.1%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.7%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。傷んだ空き家は実数で390戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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大阪市鶴見区の空き家率の推移(2008〜2023年)

大阪市鶴見区の空き家率は2008年の14.4%から 2023年には11.3%へ、 15年間で−3.1ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、大阪府全体は−0.2ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より0.4ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−3.1ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

5% 8.8% 12.5% 16.3% 20% 2008201320182023
大阪市鶴見区 大阪府平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 14.4% 7,370戸 51,160戸 — +1.3ポイント
2013年 6.2% 3,170戸 50,830戸 −8.2ポイント −7.3ポイント
2018年 11.7% 6,130戸 52,570戸 +5.5ポイント −1.9ポイント
2023年 11.3% 6,400戸 56,580戸 −0.4ポイント −2.5ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

大阪市鶴見区の人口の見通し

大阪市鶴見区の人口は、2026年の111,529人から2050年には101,797人(2026年比 −8.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

大阪市鶴見区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

大阪市・全国の行政区のなかでの位置づけ

大阪市鶴見区の空き家率は11.3%で、大阪市全体の16.1%より 4.8ポイント低くなっています。 大阪市の24区のなかでは、空き家率が高い順で23位です。 大阪市で空き家率が最も高いのは大阪市西成区(25.9%)、最も低いのは大阪市北区(11.1%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると105位(高いほうから約60%の位置)で、低い順では71位にあたります。 全国平均の13.8%とは2.5ポイント、大阪府全体の14.2%とは2.9ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

低いほうから見れば約41%の位置で、平均をやや下回ります。市内で最も空き家率が低い部類の区です。大阪府全体より2.9ポイント低い水準です。平均より2.5ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。大阪府は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。2050年の推計人口は2026年比−8.7%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。77.8%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ熊本県熊本市東区(11.3%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

大阪市鶴見区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
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壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・大阪府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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