志木市(埼玉県)の空き家率

志木市の空き家率(2023年)

5.2%

空き家 1,830戸 / 総住宅数 35,040戸

全国平均より 8.6pt 低い
全国 1054位 / 1,059市区町村(高い順)

埼玉県志木市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で5.2%です。 空き家数は1,830戸、総住宅数は35,040戸です。

志木市の空き家データ

空き家率
5.2%
空き家数
1,830戸
総住宅数
35,040戸
全国平均(13.8%)との差
-8.6ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
1054位 / 1,059市区町村
埼玉県内の順位(高い順)
53位 / 53市区町村
埼玉県の空き家率(9.3%)との差
-4.1ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による志木市の空き家1,830戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
850戸
賃貸用の空き家
740戸
売却用の空き家
200戸
二次的住宅(別荘等)
40戸

志木市の空き家1,830戸は、その他の空き家850戸・賃貸用740戸・売却用200戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。売却用は10.9%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家の40.4%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。二次的住宅が2.2%あり、居住目的以外の住宅も少し混じります。空き家率5.2%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

志木市の売りにも貸しにも出ていない空き家850戸は、何戸が一戸建てですか

志木市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)850戸のうち、一戸建ては510戸(60.0%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは130戸(25.5%)です。賃貸用の空き家740戸のうち、長屋建・共同住宅等は710戸(95.9%)です。

その他の空き家のうち一戸建
510戸(60.0%)
そのうち腐朽・破損あり
130戸(25.5%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
710戸(95.9%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

志木市の空き家1,830戸のうち、腐朽・破損があるものは300戸で、空き家全体の16.4%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
300戸
空き家数に占める割合
16.4%

16.4%で傷みが確認されています。総住宅数に対しては0.9%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。人口が増える見通しの地域では、傷んだ住宅も建て替えや売却で入れ替わる余地が残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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志木市の空き家率の推移(2008〜2023年)

志木市の空き家率は2008年の9.5%から 2023年には5.2%へ、 15年間で−4.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、埼玉県全体は−1.3ポイント動いています。

2013年の10.4%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−4.3ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5% 7.5% 10% 12.5% 15% 2008201320182023
志木市 埼玉県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 9.5% 2,970戸 31,120戸 — −3.6ポイント
2013年 10.4% 3,420戸 33,010戸 +0.9ポイント −3.1ポイント
2018年 9.2% 3,280戸 35,510戸 −1.2ポイント −4.4ポイント
2023年 5.2% 1,830戸 35,040戸 −4.0ポイント −8.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

志木市の人口の見通し

志木市の人口は、2026年の76,187人から2050年には76,611人(2026年比 +0.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

志木市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・埼玉県内での位置づけ

志木市の空き家率は5.2%で、全国平均の13.8%より 8.6ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると1054位(高いほうから約100%の位置)で、低い順では6位にあたります。

埼玉県内では、53市区町村のうち空き家率が高い順で53位です。 埼玉県全体の空き家率は9.3%で、志木市はこれより4.1ポイント低くなっています。 埼玉県で空き家率が最も高いのは秩父市(20.2%)、最も低いのは志木市(5.2%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。埼玉県の53市区町村のなかでは、最も低い自治体です。全国平均を8.6ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。5.2%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅19戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。人口は2050年に向けて増える見通し(2026年比+0.6%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

1,830戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。850戸が売りにも貸しにも出ていない状態で、周辺の需要に対しては小さくない数です。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ福岡県須恵町(5.6%)も複数の区分が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

志木市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。傷んだ住宅が一定の割合を占める地域では、修繕にいくらかかるかを先に把握しておくと判断が早まります。この規模の自治体では、同じ条件の物件と比較されることを前提にしたほうが現実的です。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・埼玉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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