三芳町(埼玉県)の空き家率

三芳町の空き家率(2023年)

8.7%

空き家 1,440戸 / 総住宅数 16,620戸

全国平均より 5.1pt 低い
全国 961位 / 1,059市区町村(高い順)

埼玉県三芳町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.7%です。 空き家数は1,440戸、総住宅数は16,620戸です。

三芳町の空き家データ

空き家率
8.7%
空き家数
1,440戸
総住宅数
16,620戸
全国平均(13.8%)との差
-5.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
961位 / 1,059市区町村
埼玉県内の順位(高い順)
33位 / 53市区町村
埼玉県の空き家率(9.3%)との差
-0.6ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による三芳町の空き家1,440戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,110戸
賃貸用の空き家
320戸
売却用の空き家
20戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

三芳町の空き家1,440戸のうち1,110戸、全体の77.1%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。「その他の空き家」の割合は全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の22.2%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。募集中の賃貸空室は320戸で、賃貸市場としてはごく小さな規模です。空き家の戸数としては、地域全体で見れば把握できる規模です。

三芳町の売りにも貸しにも出ていない空き家1,110戸は、何戸が一戸建てですか

三芳町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)1,110戸のうち、一戸建ては560戸(50.5%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは150戸(26.8%)です。賃貸用の空き家320戸のうち、長屋建・共同住宅等は260戸(81.3%)です。

その他の空き家のうち一戸建
560戸(50.5%)
そのうち腐朽・破損あり
150戸(26.8%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
260戸(81.3%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

三芳町の空き家1,440戸のうち、腐朽・破損があるものは180戸で、空き家全体の12.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
180戸
空き家数に占める割合
12.5%

12.5%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。傷んだ空き家は実数で180戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては1.1%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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三芳町の空き家率の推移(2008〜2023年)

三芳町の空き家率は2008年の5.9%から 2023年には8.7%へ、 15年間で+2.8ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、埼玉県全体は−1.3ポイント動いています。

4回の調査すべてで前回を上回っており、途中で頭打ちになった時期がありません。埼玉県全体(−1.3ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。出発点の5.9%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5% 7.5% 10% 12.5% 15% 2008201320182023
三芳町 埼玉県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 5.9% 810戸 13,800戸 — −7.2ポイント
2013年 7.7% 1,120戸 14,640戸 +1.8ポイント −5.8ポイント
2018年 7.9% 1,310戸 16,560戸 +0.2ポイント −5.7ポイント
2023年 8.7% 1,440戸 16,620戸 +0.8ポイント −5.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

三芳町の人口の見通し

三芳町の人口は、2026年の37,230人から2050年には34,102人(2026年比 −8.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

三芳町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・埼玉県内での位置づけ

三芳町の空き家率は8.7%で、全国平均の13.8%より 5.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると961位(高いほうから約91%の位置)で、低い順では99位にあたります。

埼玉県内では、53市区町村のうち空き家率が高い順で33位です。 埼玉県全体の空き家率は9.3%で、三芳町はこれより0.6ポイント低くなっています。 埼玉県で空き家率が最も高いのは秩父市(20.2%)、最も低いのは志木市(5.2%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。埼玉県内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。全国平均を5.1ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.7%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2026年比−8.4%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

1,440戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。流通している住宅は23.6%にとどまり、動いていない住宅が多数を占めます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ神奈川県横浜市(8.7%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。一貫して上がってきた地域では、この流れが止まる材料があるかどうかが見どころです。

三芳町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
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壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
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築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件名義が親のままの家に、登記の期限はあるのか — 相続登記の3年ルールと最大10万円の過料家財が残ったままの家、片付けは誰に頼んでいくらかかるのか — 遺品整理業者・不用品回収・粗大ごみの違い売るか貸すか残すか決めきれない家、何を比べれば決まるのか — 譲渡所得税・管理の手間・固定資産税の比べ方 一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、申込後の流れ 相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・埼玉県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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