音更町(北海道)の空き家率

音更町の空き家率(2023年)

10.7%

空き家 2,200戸 / 総住宅数 20,620戸

全国平均より 3.1pt 低い
全国 839位 / 1,059市区町村(高い順)

北海道音更町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.7%です。 空き家数は2,200戸、総住宅数は20,620戸です。

音更町の空き家データ

空き家率
10.7%
空き家数
2,200戸
総住宅数
20,620戸
全国平均(13.8%)との差
-3.1ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
839位 / 1,059市区町村
北海道内の順位(高い順)
47位 / 49市区町村
北海道の空き家率(15.6%)との差
-4.9ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による音更町の空き家2,200戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
960戸
賃貸用の空き家
1,130戸
売却用の空き家
80戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

音更町の空き家2,200戸のうち1,130戸、全体の51.4%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。保養目的の住宅は1.4%で、無視できる範囲です。実数では960戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の55.0%で、流通は比較的活発なほうです。空き家の戸数としては、地区ごとの対応でも扱える水準です。

音更町の売りにも貸しにも出ていない空き家960戸は、何戸が一戸建てですか

音更町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)960戸のうち、一戸建ては870戸(90.6%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは40戸(4.6%)です。賃貸用の空き家1,130戸のうち、長屋建・共同住宅等は1,080戸(95.6%)です。

その他の空き家のうち一戸建
870戸(90.6%)
そのうち腐朽・破損あり
40戸(4.6%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
1,080戸(95.6%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

音更町の空き家2,200戸のうち、腐朽・破損があるものは180戸で、空き家全体の8.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
180戸
空き家数に占める割合
8.2%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。傷んだ空き家は実数で180戸あり、個別に把握できる範囲です。総住宅数に対しては0.9%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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音更町の空き家率の推移(2008〜2023年)

音更町の空き家率は2008年の10.3%から 2023年には10.7%へ、 15年間で+0.4ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、北海道全体は+1.9ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。北海道全体の動きより小さい変化で、同じ都道府県のなかでは落ち着いたほうです。2008年と比べた変化は+0.4ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの10.7%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5% 8.8% 12.5% 16.3% 20% 2008201320182023
音更町 北海道平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 10.3% 1,820戸 17,710戸 — −2.8ポイント
2013年 11.8% 2,470戸 21,010戸 +1.5ポイント −1.7ポイント
2018年 9.4% 1,880戸 19,960戸 −2.4ポイント −4.2ポイント
2023年 10.7% 2,200戸 20,620戸 +1.3ポイント −3.1ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

音更町の人口の見通し

音更町の人口は、2026年の42,240人から2050年には33,627人(2026年比 −20.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

音更町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・北海道内での位置づけ

音更町の空き家率は10.7%で、全国平均の13.8%より 3.1ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると839位(高いほうから約79%の位置)で、低い順では221位にあたります。

北海道内では、49市区町村のうち空き家率が高い順で47位です。 北海道全体の空き家率は15.6%で、音更町はこれより4.9ポイント低くなっています。 北海道で空き家率が最も高いのは夕張市(39.4%)、最も低いのは北広島市(7.8%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。北海道内では低いほうに位置します。北海道全体(15.6%)と比べても4.9ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。全国平均を3.1ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2026年比−20.4%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。2,200戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ埼玉県杉戸町(10.7%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

音更町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。中規模の自治体では、駅や中心部からの距離で条件が大きく変わります。流通が比較的活発な地域では、条件を整えれば動く可能性は残ります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 買取額を聞く 問い合わせた家を無料で調査し、買取査定金額を出してもらえる家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
片付ける 不用品回収比較センター 処分費を比較 最大5社から見積り・会員登録不要・業者との連絡はメール完結会員登録は不要です。不用品回収のほか、空き家の片付け・遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃も選べます。
どうするか決める 空き家の窓口 解決プランを聞く 売却・買取も活用・賃貸もまとめて提案、査定・相談はすべて無料、遠方の空き家も相談できる現地に行けない遠方の空き家・実家の相談も受け付けています。
築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口名義が親のままの家に、登記の期限はあるのか — 相続登記の3年ルールと最大10万円の過料家財が残ったままの家、片付けは誰に頼んでいくらかかるのか — 遺品整理業者・不用品回収・粗大ごみの違い 一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、申込後の流れ 相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・北海道内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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