余市町(北海道)の空き家率

余市町の空き家率(2023年)

19.5%

空き家 1,870戸 / 総住宅数 9,580戸

全国平均より 5.7pt 高い
全国 230位 / 1,059市区町村(高い順)

北海道余市町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で19.5%です。 空き家数は1,870戸、総住宅数は9,580戸です。

余市町の空き家データ

空き家率
19.5%
空き家数
1,870戸
総住宅数
9,580戸
全国平均(13.8%)との差
+5.7ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
230位 / 1,059市区町村
北海道内の順位(高い順)
11位 / 49市区町村
北海道の空き家率(15.6%)との差
+3.9ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による余市町の空き家1,870戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
910戸
賃貸用の空き家
820戸
売却用の空き家
130戸
二次的住宅(別荘等)
10戸

余市町の空き家1,870戸は、その他の空き家910戸・賃貸用820戸・売却用130戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。別荘等はほとんど計上されていません。売却用は7.0%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。その他の空き家は、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。総住宅数は9,580戸で、空き家率1ポイントは96戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。

余市町の売りにも貸しにも出ていない空き家910戸は、何戸が一戸建てですか

余市町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)910戸のうち、一戸建ては780戸(85.7%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは260戸(33.3%)です。賃貸用の空き家820戸のうち、長屋建・共同住宅等は780戸(95.1%)です。

その他の空き家のうち一戸建
780戸(85.7%)
そのうち腐朽・破損あり
260戸(33.3%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
780戸(95.1%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

余市町の空き家1,870戸のうち、腐朽・破損があるものは470戸で、空き家全体の25.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
470戸
空き家数に占める割合
25.1%

25.1%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。総住宅数に対しては4.9%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。人口が大きく減る見通しの地域では、傷んだ住宅の引き受け手はさらに限られていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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余市町の空き家率の推移(2008〜2023年)

余市町の空き家率は2008年の13.5%から 2023年には19.5%へ、 15年間で+6.0ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、北海道全体は+1.9ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から2.4ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。北海道全体(+1.9ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。19.5%になると、住宅ストックの余剰が意識される段階に入ります。

10% 12.5% 15% 17.5% 20% 2008201320182023
余市町 北海道平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 13.5% 1,310戸 9,670戸 — +0.4ポイント
2013年 15.0% 1,590戸 10,580戸 +1.5ポイント +1.5ポイント
2018年 17.1% 1,690戸 9,910戸 +2.1ポイント +3.5ポイント
2023年 19.5% 1,870戸 9,580戸 +2.4ポイント +5.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

余市町の人口の見通し

余市町の人口は、2026年の16,676人から2050年には9,569人(2026年比 −42.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

余市町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・北海道内での位置づけ

余市町の空き家率は19.5%で、全国平均の13.8%より 5.7ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると230位(高いほうから約22%の位置)で、低い順では830位にあたります。

北海道内では、49市区町村のうち空き家率が高い順で11位です。 北海道全体の空き家率は15.6%で、余市町はこれより3.9ポイント高くなっています。 北海道で空き家率が最も高いのは夕張市(39.4%)、最も低いのは北広島市(7.8%)です。

上位3分の1に入る水準で、平均より明確に高い部類です。北海道内では上位3分の1に入ります。全国平均を5.7ポイント引き離しており、誤差の範囲では説明できない差です。19.5%では住宅は選ばれる側になり、条件の悪い物件は動きにくくなります。住宅5戸に1戸に近い割合で空き家が存在します。2050年の推計人口は2026年比−42.6%と、需要そのものが縮んでいく見通しです。

母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。25.1%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。1,870戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ静岡県御前崎市(19.5%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

余市町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。人口が大きく減る見通しの地域では、時間が経つほど条件は不利になりやすくなります。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。この水準の地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくと話が進みます。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・北海道内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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