吉田町(静岡県)の空き家率

吉田町の空き家率(2023年)

12.8%

空き家 1,670戸 / 総住宅数 13,050戸

全国平均より 1.0pt 低い
全国 667位 / 1,059市区町村(高い順)

静岡県吉田町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で12.8%です。 空き家数は1,670戸、総住宅数は13,050戸です。

吉田町の空き家データ

空き家率
12.8%
空き家数
1,670戸
総住宅数
13,050戸
全国平均(13.8%)との差
-1.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
667位 / 1,059市区町村
静岡県内の順位(高い順)
22位 / 29市区町村
静岡県の空き家率(16.7%)との差
-3.9ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による吉田町の空き家1,670戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
280戸
賃貸用の空き家
1,380戸
売却用の空き家
20戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

吉田町の空き家1,670戸のうち1,380戸、全体の82.6%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の16.8%で、内訳の主役はほかの区分です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の83.8%で、統計上の空き家と放置された住宅は大きく異なります。総住宅数は13,050戸で、空き家率1ポイントは131戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

吉田町の売りにも貸しにも出ていない空き家280戸は、何戸が一戸建てですか

吉田町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)280戸のうち、一戸建ては190戸(67.9%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは50戸(26.3%)です。賃貸用の空き家1,380戸のうち、長屋建・共同住宅等は1,380戸(100.0%)です。

その他の空き家のうち一戸建
190戸(67.9%)
そのうち腐朽・破損あり
50戸(26.3%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
1,380戸(100.0%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

吉田町の空き家1,670戸のうち、腐朽・破損があるものは280戸で、空き家全体の16.8%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
280戸
空き家数に占める割合
16.8%

16.8%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で280戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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吉田町の空き家率の推移(2008〜2023年)

吉田町の空き家率は2008年の13.2%から 2023年には12.8%へ、 15年間で−0.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、静岡県全体は+2.5ポイント動いています。

2013年の18.0%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。静岡県全体(+2.5ポイント)と比べると、変化は2ポイント以上小さいほうへ振れました。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+4.8ポイントで、その後の動きは−5.2ポイントです。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。12.8%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10% 12.5% 15% 17.5% 20% 2008201320182023
吉田町 静岡県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 13.2% 1,520戸 11,480戸 — +0.1ポイント
2013年 18.0% 2,200戸 12,210戸 +4.8ポイント +4.5ポイント
2018年 14.1% 1,680戸 11,900戸 −3.9ポイント +0.5ポイント
2023年 12.8% 1,670戸 13,050戸 −1.3ポイント −1.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

吉田町の人口の見通し

吉田町の人口は、2026年の28,764人から2050年には24,141人(2026年比 −16.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

吉田町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・静岡県内での位置づけ

吉田町の空き家率は12.8%で、全国平均の13.8%より 1.0ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると667位(高いほうから約63%の位置)で、低い順では393位にあたります。

静岡県内では、29市区町村のうち空き家率が高い順で22位です。 静岡県全体の空き家率は16.7%で、吉田町はこれより3.9ポイント低くなっています。 静岡県で空き家率が最も高いのは熱海市(53.4%)、最も低いのは藤枝市(9.9%)です。

低いほうから見れば約37%の位置で、平均をやや下回ります。静岡県内では低いほうから3分の1に入ります。県内で最も高い熱海市(53.4%)とは40.6ポイント離れています。静岡県全体より3.9ポイント低い水準です。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。2050年の推計人口は2026年比−16.1%にとどまる見通しです。

83.8%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。行き先の決まっていない住宅は280戸で、動かす対象としてはまだ見通しの立つ量です。13,050戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ兵庫県たつの市(12.8%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

吉田町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。行き先未定の住宅が少ない地域では、売る・貸すの判断そのものは比較的つけやすいといえます。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 買取額を聞く 問い合わせた家を無料で調査し、買取査定金額を出してもらえる家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
片付ける 遺品整理のコンシェルジュ 費用を比べる 条件に合う業者3社を紹介・一括見積もりは無料・見積もり段階ならキャンセル可
どうするか決める 空き家の窓口 解決プランを聞く 売却・買取も活用・賃貸もまとめて提案、査定・相談はすべて無料、遠方の空き家も相談できる現地に行けない遠方の空き家・実家の相談も受け付けています。
築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口名義が親のままの家に、登記の期限はあるのか — 相続登記の3年ルールと最大10万円の過料家財が残ったままの家、片付けは誰に頼んでいくらかかるのか — 遺品整理業者・不用品回収・粗大ごみの違い 一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、申込後の流れ 相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・静岡県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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