白山市(石川県)の空き家率

白山市の空き家率(2023年)

8.1%

空き家 3,590戸 / 総住宅数 44,530戸

全国平均より 5.7pt 低い
全国 995位 / 1,059市区町村(高い順)

石川県白山市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.1%です。 空き家数は3,590戸、総住宅数は44,530戸です。

白山市の空き家データ

空き家率
8.1%
空き家数
3,590戸
総住宅数
44,530戸
全国平均(13.8%)との差
-5.7ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
995位 / 1,059市区町村
石川県内の順位(高い順)
16位 / 16市区町村
石川県の空き家率(15.6%)との差
-7.5ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による白山市の空き家3,590戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
2,380戸
賃貸用の空き家
1,040戸
売却用の空き家
130戸
二次的住宅(別荘等)
30戸

白山市の空き家3,590戸のうち2,380戸、全体の66.3%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。「その他の空き家」の割合は全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の29.0%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。保養目的の住宅は0.8%で、無視できる範囲です。空き家率8.1%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

白山市の売りにも貸しにも出ていない空き家2,380戸は、何戸が一戸建てですか

白山市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)2,380戸のうち、一戸建ては1,990戸(83.6%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは420戸(21.1%)です。賃貸用の空き家1,040戸のうち、長屋建・共同住宅等は1,030戸(99.0%)です。

その他の空き家のうち一戸建
1,990戸(83.6%)
そのうち腐朽・破損あり
420戸(21.1%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
1,030戸(99.0%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

白山市の空き家3,590戸のうち、腐朽・破損があるものは560戸で、空き家全体の15.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
560戸
空き家数に占める割合
15.6%

15.6%で傷みが確認されています。総住宅数に対しては1.3%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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白山市の空き家率の推移(2008〜2023年)

白山市の空き家率は2008年の6.6%から 2023年には8.1%へ、 15年間で+1.5ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、石川県全体は+1.0ポイント動いています。

2013年の10.0%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。出発点の6.6%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは+3.4ポイントで、その後の動きは−1.9ポイントです。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5% 8.8% 12.5% 16.3% 20% 2008201320182023
白山市 石川県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 6.6% 2,500戸 38,090戸 — −6.5ポイント
2013年 10.0% 4,070戸 40,700戸 +3.4ポイント −3.5ポイント
2018年 9.7% 4,190戸 43,350戸 −0.3ポイント −3.9ポイント
2023年 8.1% 3,590戸 44,530戸 −1.6ポイント −5.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

白山市の人口の見通し

白山市の人口は、2026年の112,125人から2050年には94,293人(2026年比 −15.9%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

白山市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・石川県内での位置づけ

白山市の空き家率は8.1%で、全国平均の13.8%より 5.7ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると995位(高いほうから約94%の位置)で、低い順では65位にあたります。

石川県内では、16市区町村のうち空き家率が高い順で16位です。 石川県全体の空き家率は15.6%で、白山市はこれより7.5ポイント低くなっています。 石川県で空き家率が最も高いのは志賀町(33.0%)、最も低いのは白山市(8.1%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。石川県の16市区町村のなかでは、最も低い自治体です。全国平均を5.7ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.1%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2026年比−15.9%にとどまる見通しです。

流通している住宅は32.6%にとどまり、動いていない住宅が多数を占めます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。44,530戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが445戸の重みを持ちます。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ富山県立山町(8.1%)も「その他の空き家」が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

白山市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。行き先未定がほかの区分を大きく上回る環境では、買い手・借り手の側に強い選択権があります。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 白山市の家の買取額を聞く 人が住んだままでも売買でき、お引渡しまでの猶予も作れる。無料の調査のうえ買取査定金額を出してもらえる家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・石川県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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