茨木市(大阪府)の空き家率

茨木市の空き家率(2023年)

9.1%

空き家 12,780戸 / 総住宅数 140,100戸

全国平均より 4.7pt 低い
全国 941位 / 1,059市区町村(高い順)

大阪府茨木市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.1%です。 空き家数は12,780戸、総住宅数は140,100戸です。

茨木市の空き家データ

空き家率
9.1%
空き家数
12,780戸
総住宅数
140,100戸
全国平均(13.8%)との差
-4.7ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
941位 / 1,059市区町村
大阪府内の順位(高い順)
36位 / 38市区町村
大阪府の空き家率(14.2%)との差
-5.1ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による茨木市の空き家12,780戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,730戸
賃貸用の空き家
8,350戸
売却用の空き家
500戸
二次的住宅(別荘等)
200戸

茨木市の空き家12,780戸のうち8,350戸、全体の65.3%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の29.2%で、内訳のなかでは控えめな比重です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。募集中の賃貸空室について見ると、都市部ならではの規模です。総住宅数は140,100戸で、空き家率1ポイントは1,401戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

茨木市の売りにも貸しにも出ていない空き家3,730戸は、何戸が一戸建てですか

茨木市の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)3,730戸のうち、一戸建ては1,540戸(41.3%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは440戸(28.6%)です。賃貸用の空き家8,350戸のうち、長屋建・共同住宅等は8,150戸(97.6%)です。

その他の空き家のうち一戸建
1,540戸(41.3%)
そのうち腐朽・破損あり
440戸(28.6%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
8,150戸(97.6%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

茨木市の空き家12,780戸のうち、腐朽・破損があるものは1,930戸で、空き家全体の15.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,930戸
空き家数に占める割合
15.1%

15.1%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で1,930戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。総住宅数に対しては1.4%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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茨木市の空き家率の推移(2008〜2023年)

茨木市の空き家率は2008年の9.4%から 2023年には9.1%へ、 15年間で−0.3ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、大阪府全体は−0.2ポイント動いています。

2018年の10.9%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−0.3ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。2008年時点では9.4%と、低い部類にありました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの9.1%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5% 8.8% 12.5% 16.3% 20% 2008201320182023
茨木市 大阪府平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 9.4% 11,640戸 123,560戸 — −3.7ポイント
2013年 9.7% 12,370戸 126,980戸 +0.3ポイント −3.8ポイント
2018年 10.9% 14,690戸 135,270戸 +1.2ポイント −2.7ポイント
2023年 9.1% 12,780戸 140,100戸 −1.8ポイント −4.7ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

茨木市の人口の見通し

茨木市の人口は、2026年の286,089人から2050年には266,518人(2026年比 −6.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

茨木市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・大阪府内での位置づけ

茨木市の空き家率は9.1%で、全国平均の13.8%より 4.7ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると941位(高いほうから約89%の位置)で、低い順では119位にあたります。

大阪府内では、38市区町村のうち空き家率が高い順で36位です。 大阪府全体の空き家率は14.2%で、茨木市はこれより5.1ポイント低くなっています。 大阪府で空き家率が最も高いのは柏原市(20.8%)、最も低いのは島本町(6.3%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。大阪府内では低いほうに位置します。大阪府全体(14.2%)と比べても5.1ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。全国平均を4.7ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2026年比−6.8%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。12,780戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。69.2%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ神奈川県茅ヶ崎市(9.2%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

茨木市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。放置型が少数派の地域なら、周囲に似た事情の家はそれほど多くありません。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

したいこと窓口特徴
売る ラクウル 茨木市の家の買取額を聞く 貸す前に、売った場合の買取査定金額を聞ける。無料の調査のうえ出してもらえ、最短即日で現金化できる(別途相談)家の売却を考えている方が対象。開いた画面の上にある「メール相談」から申し込めます(入力は名前・電話・メール・物件の種別・都道府県・市区町村の6つ)。申込後に電話かメールで物件確認があります
壊して土地で売る 解体工事比較ナビ 解体費用を比べる 条件に合う業者3〜4社に絞って見積もり入力は名前・電話番号・住所の3つ。紹介された業者が現地を見て見積もります(立ち会い無しも希望できます)。費用はかかりません。徳島県・高知県は対象外です。
片付ける 遺品整理のコンシェルジュ 費用を比べる 条件に合う業者3社を紹介・一括見積もりは無料・見積もり段階ならキャンセル可
どうするか決める 空き家の窓口 解決プランを聞く 売却・買取も活用・賃貸もまとめて提案、査定・相談はすべて無料、遠方の空き家も相談できる現地に行けない遠方の空き家・実家の相談も受け付けています。
築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口名義が親のままの家に、登記の期限はあるのか — 相続登記の3年ルールと最大10万円の過料家財が残ったままの家、片付けは誰に頼んでいくらかかるのか — 遺品整理業者・不用品回収・粗大ごみの違い 一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、申込後の流れ 相続した家に人が住むなら — 資料請求で何が届くか、そのあと電話は来るか

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・大阪府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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