茨城町(茨城県)の空き家率

茨城町の空き家率(2023年)

10.6%

空き家 1,420戸 / 総住宅数 13,370戸

全国平均より 3.2pt 低い
全国 845位 / 1,059市区町村(高い順)

茨城県茨城町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.6%です。 空き家数は1,420戸、総住宅数は13,370戸です。

茨城町の空き家データ

空き家率
10.6%
空き家数
1,420戸
総住宅数
13,370戸
全国平均(13.8%)との差
-3.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
845位 / 1,059市区町村
茨城県内の順位(高い順)
33位 / 41市区町村
茨城県の空き家率(14.1%)との差
-3.5ポイント

空き家の内訳

総務省の区分による茨城町の空き家1,420戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,210戸
賃貸用の空き家
160戸
売却用の空き家
40戸
二次的住宅(別荘等)
10戸

茨城町の空き家1,420戸のうち1,210戸、全体の85.2%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。「その他の空き家」の割合は全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。空き家の11.3%が賃貸用の空室で、賃貸市場の影響は限られます。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の14.1%で、流通していない住宅が大半です。空き家の戸数としては、地域全体で見れば把握できる規模です。

茨城町の売りにも貸しにも出ていない空き家1,210戸は、何戸が一戸建てですか

茨城町の、売りにも貸しにも出ていない空き家(その他の空き家)1,210戸のうち、一戸建ては1,210戸(100.0%)です。一戸建てのうち腐朽・破損があるものは340戸(28.1%)です。賃貸用の空き家160戸のうち、長屋建・共同住宅等は140戸(87.5%)です。

その他の空き家のうち一戸建
1,210戸(100.0%)
そのうち腐朽・破損あり
340戸(28.1%)
賃貸用の空き家のうち長屋建・共同住宅等
140戸(87.5%)

建て方は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損がある空き家

茨城町の空き家1,420戸のうち、腐朽・破損があるものは380戸で、空き家全体の26.8%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
380戸
空き家数に占める割合
26.8%

26.8%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。傷んだ空き家は実数で380戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

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茨城町の空き家率の推移(2008〜2023年)

茨城町の空き家率は2008年の8.3%から 2023年には10.6%へ、 15年間で+2.3ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、茨城県全体は−0.4ポイント動いています。

前回調査からは1.1ポイント上がっており、増加の流れは続いています。茨城県全体(−0.4ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。出発点の8.3%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。いまの10.6%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5% 7.5% 10% 12.5% 15% 2008201320182023
茨城町 茨城県平均 全国平均
調査年空き家率空き家数総住宅数前回調査比全国平均との差
2008年 8.3% 980戸 11,760戸 — −4.8ポイント
2013年 10.7% 1,280戸 11,910戸 +2.4ポイント −2.8ポイント
2018年 9.5% 1,120戸 11,810戸 −1.2ポイント −4.1ポイント
2023年 10.6% 1,420戸 13,370戸 +1.1ポイント −3.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

茨城町の人口の見通し

茨城町の人口は、2026年の30,179人から2050年には21,664人(2026年比 −28.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

茨城町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・茨城県内での位置づけ

茨城町の空き家率は10.6%で、全国平均の13.8%より 3.2ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると845位(高いほうから約80%の位置)で、低い順では215位にあたります。

茨城県内では、41市区町村のうち空き家率が高い順で33位です。 茨城県全体の空き家率は14.1%で、茨城町はこれより3.5ポイント低くなっています。 茨城県で空き家率が最も高いのは鹿嶋市(20.6%)、最も低いのは守谷市(6.4%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。茨城県内では低いほうから3分の1に入ります。全国平均を3.2ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。おおよそ住宅9戸に1戸が空き家という計算になります。2050年の推計人口は2026年比−28.2%という減り方が見込まれています。

1,420戸という空き家の実数は、一つひとつの家の事情が見える規模です。市場に出ている空き家は14.1%にとどまり、売買・賃貸の実勢は統計から読み取りにくい地域です。26.8%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ愛知県豊川市(10.6%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。緩やかに上がってきた地域では、いまの水準が定着するかどうかが分かれ目です。

茨城町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

令和5年12月13日に施行された改正空家法では、放置すれば特定空家になるおそれのある「管理不全空家」として市区町村長から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(1/6等に減額)が解除されます(国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」概要)。

相続した家を売るときは、「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」で、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる場合があります(令和6年1月1日以後の売却で、家と敷地を相続した相続人が3人以上なら2,000万円まで)。 主な要件は、昭和56年5月31日以前に建築された家であること、売る時点で家屋が一定の耐震基準を満たしているか家屋を取り壊してから敷地を売ること(売った年の翌年2月15日までに耐震基準を満たすか取り壊した場合を含む)、相続の開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること、売却代金が1億円以下であることなどです。 対象は令和9年12月31日までの売却で、このほかにも要件があります。要件の全文は国税庁 タックスアンサー No.3306で確認してください。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。大半が行き先未定という地域では、建物の状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。売買・賃貸に出ている住宅がほとんどない地域では、まず動かせるかどうかを確かめるところからになります。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。

茨城町の空き家を解体するとき、補助金は出ますか

茨城町には、空き家の解体に使える補助制度があります。補助率は2/5、上限は50万円です。受付状況や予算は年度ごとに変わります。

制度名
空家等除却支援事業
補助率
2/5
上限
50万円
対象
適切な管理が行われていない空家等

公式ページの出典と確認日は、茨城県の一覧ページに載せています。

茨城県の空き家解体補助金の一覧

空き家をどうするか、状況に合わせて選ぶ

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり・建て方別の空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・茨城県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。

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