福岡県の空き家予備軍:高齢者の持ち家で子が遠い・子がいない世帯(市区町村別)

福岡県で、持ち家に住む65歳以上の単身世帯と夫婦世帯は436,900世帯(総務省「令和5年住宅・土地統計調査」の推計)。 このうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と子がいない世帯は、合わせて145,100世帯で、 子の居住地が分類された321,300世帯の45.2%です。全国(45.8%)より0.6ポイント低い水準です。 「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。

福岡県の割合

45.2%

47都道府県中、割合が高い順に30位

県内で最も割合が高い

57.0%

柳川市

県内で最も割合が低い

15.1%

粕屋町

福岡県の市区町村別 空き家予備軍の割合(高い順)

令和5年の推計値です。割合は、子の居住地が分類された世帯に占める、子が片道1時間以上の所に住む世帯と子がいない世帯の割合です。この統計表で公表されている47市区町村だけを載せています。

県内順位 市区町村 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
1 柳川市 5,710 1,570 1,090 57.0%
2 大牟田市 12,220 3,000 1,850 56.7%
3 岡垣町 3,890 1,150 810 54.7%
4 川崎町 1,530 510 290 54.1%
5 嘉麻市 3,040 900 630 51.2%
6 筑後市 4,080 640 990 50.9%
7 行橋市 7,740 2,040 980 50.3%
8 田川市 4,630 1,120 920 50.1%
9 うきは市 2,430 770 310 49.5%
10 筑前町 2,710 570 620 49.4%
11 みやま市 4,110 910 340 49.0%
12 飯塚市 11,940 2,480 1,690 48.8%
13 大川市 2,980 770 440 48.4%
14 朝倉市 4,800 1,400 690 47.7%
15 鞍手町 1,950 510 350 47.5%
16 築上町 2,270 640 210 47.2%
17 福津市 6,700 1,680 630 46.9%
18 小郡市 7,350 1,380 920 46.4%
19 宗像市 10,550 2,590 940 46.1%
20 春日市 8,750 1,660 1,200 45.5%
21 直方市 5,090 1,050 880 45.4%
22 糸島市 9,700 1,890 1,530 45.2%
23 北九州市 89,500 17,000 10,600 45.1%
24 久留米市 24,510 5,050 3,520 45.0%
25 中間市 4,550 1,000 780 44.9%
26 筑紫野市 8,350 1,660 1,060 44.9%
27 福岡市 105,200 16,200 14,600 44.3%
28 豊前市 3,150 860 360 44.0%
29 みやこ町 3,050 850 330 44.0%
30 宇美町 3,240 750 560 43.8%
31 八女市 6,190 1,670 560 43.7%
32 新宮町 2,250 660 240 43.7%
33 水巻町 3,200 640 500 43.3%
34 大刀洗町 1,420 300 310 43.3%
35 遠賀町 2,240 520 250 42.5%
36 須恵町 2,790 500 380 41.1%
37 宮若市 2,300 290 370 41.0%
38 古賀市 5,250 950 730 39.3%
39 苅田町 3,110 510 390 39.0%
40 大野城市 7,340 1,220 690 38.9%
41 篠栗町 2,580 400 280 35.8%
42 那珂川市 3,210 540 440 34.6%
43 太宰府市 7,280 1,280 460 34.3%
44 志免町 3,910 460 310 32.9%
45 福智町 2,070 380 140 32.5%
46 広川町 1,430 210 150 32.4%
47 粕屋町 2,070 170 80 15.1%

「持ち家の世帯」は65歳以上の単身世帯と夫婦世帯の合計です。市区町村の値は10世帯単位の推計で、小さな町村ほど誤差が大きくなります。

福岡県の政令指定都市の区別

区 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
福岡市中央区 13,310 1,950 2,090 54.5%
北九州市八幡東区 6,860 1,650 1,490 52.9%
北九州市小倉北区 13,690 2,770 1,830 51.0%
福岡市博多区 11,080 1,480 1,740 48.2%
北九州市戸畑区 6,030 980 720 47.2%
北九州市門司区 12,450 2,140 1,160 46.4%
福岡市南区 18,820 2,730 3,260 44.5%
福岡市城南区 9,040 1,480 1,090 43.9%
北九州市八幡西区 23,060 4,270 2,400 42.5%
北九州市若松区 8,760 1,760 1,110 42.2%
福岡市西区 14,340 2,630 1,890 42.1%
福岡市早良区 15,420 2,370 1,940 41.0%
福岡市東区 23,170 3,540 2,600 40.9%
北九州市小倉南区 18,660 3,470 1,900 40.8%

福岡県の数字の見方

全国は、子の居住地が分類された8,374,800世帯のうち3,835,300世帯(45.8%)です。福岡県は45.2%なので、全国(45.8%)より0.6ポイント低いことになります。

この割合は、親の家が空き家になる数を予測するものではありません。親の家の近くに子が住んでいる世帯が全体のどのくらいかを示す目安です。実際に空き家になるかどうかは、住む人がいるか、売るか貸すかを決めているかなど、家ごとの事情で変わります。

よくある質問

「空き家予備軍」とは何ですか。統計上の言葉ですか。

統計上の定義ではなく、当サイトの呼び方です。当サイトでは、持ち家に住む65歳以上の単身世帯・夫婦世帯のうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と、子がいない世帯を指しています。親が住まなくなったとき、近くに家を引き継げる子がいない家が空き家になりやすいのではないか、という見方にもとづく名前で、実際に空き家になる数を示すものではありません。

「子が片道1時間以上」とは、どういう意味ですか。

総務省統計局の用語解説では、子の居住地は家計を主に支える者の子の住んでいる場所で、子が二人以上いる場合は、最も近くに住んでいる子について調査したとされています。「ここでいう子」には、未婚の子だけでなく、既婚の子や子の配偶者も含まれます。「片道1時間」は、ふだん行き来に利用している交通手段による片道の所要時間です。

割合の分母は何ですか。

子の居住地の6つの区分(一緒に住んでいる・徒歩5分程度・片道15分未満・片道1時間未満・片道1時間以上・子はいない)の合計です。原典の「総数」には、この6つの区分に入らない世帯が含まれていて、6区分の合計とは一致しません。そのため、総数ではなく6区分の合計で割っています。

この数字は正確な世帯数ですか。

住宅・土地統計調査は、全国の住宅と世帯の一部を調べる標本調査で、市区町村の値は調べた結果から全体を推計した値です。原典の市区町村の値は10世帯単位に丸められていて、合計が一致しないことがあります。標本が少ない小さな市区町村は、この統計表で公表されておらず、当サイトのページもありません。

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(令和5年)高齢世帯の型(3区分)、住宅の所有の関係(2区分)、子の居住地(6区分)別高齢者主世帯数-全国、都道府県、市区町村

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021845

子の居住地・高齢世帯の型の定義:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 用語の解説」

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/yougo.pdf

世帯数は原典の公表値で、合計・割合・順位は当サイトが公表値から機械的に算出したものです。「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。住宅・土地統計調査は標本調査のため、市区町村の値は推計値です。