相続手続き 読了時間:約10分

PR(本記事はアフィリエイト広告を含みます)

永代供養の費用はいくら?一人あたり・いつまで・お布施の考え方|合祀・個別安置・樹木葬・納骨堂の違い、浄土真宗など宗派、公営の合葬墓、送骨の料金を原文で

永代供養の費用に、国や自治体が決めた全国一律の金額も、法律上の定義も見つかりませんでした。依頼先ごとに違うため、出典のある表示を並べます。公営の合葬墓は、都立霊園が1体58,000円〜61,000円(令和8年度、管理料込み、抽選)、広島市が1体5万円(管理料込み)です。遺骨相談.comは、永代供養塔への合葬のみが39,800円(税込、管理費・永代供養料は全て込み)と表示しています。「いつまで」は、期間を定めて合祀する形と、納骨してすぐ合祀する形があり、契約の中身で決まります。

永代供養の形表示されている費用主な条件
都立霊園の合葬埋蔵施設(多磨・小平)1体58,000円〜61,000円(令和8年度)管理料込み。都内に3年以上居住。抽選。埋蔵後の返還不可
広島市の合葬墓1体5万円管理料込み。市内に住所。返還・改葬不可
遺骨相談.com(合葬のみ)39,800円(税込)管理費・永代供養料は全て込み。合祀のため返還不可
寺院や霊園の永代供養墓(證大寺の情報サイトの表示)合祀タイプは10〜30万円ほど、個別墓タイプは50〜150万円ほどとされる根拠の調査は示されていない。寺院ごとに違う
お布施国・自治体の金額は見つからず寺院・霊園ごとに違う。見積もりで確かめる

出典は東京都公園協会「令和8年度申込みのしおり」、広島市、遺骨相談.com、證大寺「BATON」(いずれも2026年10月4日取得)。

自分はどの場合に当てはまるか

永代供養とは何か。法律や公的な定義はあるのか

この節のまとめ:公的な定義は、今回確かめた範囲では見つかりませんでした。「永代供養」と書かれていても、いつまで供養するのか、何が料金に含まれるのかは、寺院や霊園の契約・規約で決まります。

合祀・個別安置・樹木葬・納骨堂は何が違うのか

永代供養の形ごとに、仕組みと、證大寺が運営する情報サイトの費用の表示を並べます。同サイトは寺院が自らの永代供養墓を案内するサイトで、金額の根拠となる調査は示されていません。国・自治体の金額ではなく、同じサイトでも記事によって幅が違います。

形仕組み同サイトの費用の表示
合祀型骨壺から遺骨を取り出し、血縁関係のない他の人の遺骨と一緒に埋葬する。供養塔・合祀墓と呼ばれる永代供養料のほか納骨作業料・管理費・彫刻料などを合わせておよそ10〜30万円とされる(別の記事では5〜30万円程度)
個別安置型(個別墓タイプ)家族ごとに1つの墓石があり、その下に納骨する。三十三回忌・五十回忌など期間を過ぎると供養塔や合祀墓に合祀されることが多い50万円〜150万円とされる。合祀されるまでの間は年間管理費がかかるケースがほとんど
樹木葬墓石の代わりに樹木を墓標にする。里山型と庭園型があり、合祀・個別・家族などの埋葬形式がある。同サイトは「明確な定義がない」としている庭園型は合祀埋葬5〜20万円、個別埋葬15〜60万円、家族埋葬20〜80万円。里山型は10〜80万円とされる
納骨堂遺骨を安置する屋内施設。ロッカー型・墓石型などがある。多くは一定の期間が過ぎると他の方と一緒に合祀される10万〜100万円と大きな幅があり、別途1年あたり1万円程度の管理費が必要なところもあるとされる

出典は證大寺「BATON」の記事「永代供養墓とは?」「永代供養と納骨堂の違い」「樹木葬と永代供養の違い」(2026年10月4日取得)。

永代供養の費用は、何に、誰へ払うのか

この節の金額について:永代供養料の目安は、證大寺の情報サイトの記載です。国や自治体が公表した金額でも、公的な調査に基づく平均でもないため、依頼先に直接確かめてください。

永代供養は「いつまで」で、あとから遺骨を移せるのか

宗派(浄土真宗など)で違うのか

宗派によって永代供養の受け入れ方や供養の方法が違うかは、寺院ごとの表示で確かめるしかありません。申込みの前に、寺院や霊園へ、宗旨宗派の条件・檀家になる必要の有無・供養の方法を直接問い合わせてください。

公営の合葬墓ならいくらか

都立霊園と広島市の使用料と条件を、公式の原文から並べます。他の自治体の使用料は確かめていません。

施設使用料の表示表示の出典・条件
多磨霊園の合葬埋蔵施設(一定期間後共同埋蔵)1体用61,000円、2体用122,000円(令和8年度)東京都公園協会。使用許可日から20年間は骨壷で埋蔵し、その後に共同埋蔵。管理料込み
小平霊園の合葬埋蔵施設(直接共同埋蔵)1体用58,000円、2体用116,000円(令和8年度)東京都公園協会。納骨後、速やかに共同埋蔵。管理料込み
多磨霊園の樹林型合葬埋蔵施設(遺骨)1体用95,000円、2体用190,000円(令和8年度)東京都公園協会。樹木の下の共同埋蔵施設に、遺骨を骨袋に入れ替えて埋蔵。管理料込み
雑司ケ谷霊園の樹林型合葬埋蔵施設(遺骨)1体用112,000円、2体用224,000円(令和8年度)東京都公園協会。管理料込み
広島市の合葬墓(高天原墓園内)焼骨1体につき5万円広島市。管理料込み。市が永代にわたって管理。受け付けた焼骨は返還・改葬できない。市は法要等の供養を行わない

出典は東京都公園協会「令和8年度申込みのしおり」7〜8頁・42〜43頁・52〜53頁、広島市「令和8年度合葬墓使用者募集のご案内」(更新日2026年4月17日)(いずれも2026年10月4日取得)。粉状遺骨の使用料は上の表に含みません。

遺骨を送って永代供養するといくらか

遺骨相談.comの公式サイトの表示を並べます。遠方で足を運べないときや、近くに申込める公営の合葬墓がないときの選択肢のひとつです。

プラン料金(税込)公式サイトの表示
永代供養塔への合葬のみ39,800円合葬お知らせメールあり。合祀納骨のため、納骨後の返還はできない
永代供養塔への合葬 名札付・収蔵証明書発行79,800円年間管理費はかからない
BOX型納骨室498,000円遺骨を20年間個別に安置した後、合葬。年間管理費はかからない

出典は遺骨相談.com(okotsusodan.com・よくある質問・特定商取引法に基づく表示、2026年10月4日取得)。

よくある質問

永代供養の費用に、決まった金額はありますか?

国や自治体が、全国一律の永代供養の費用を定めたものは、今回確かめた範囲では見つかりませんでした。墓地、埋葬等に関する法律にも「永代供養」の語はありません。公営の合葬墓は、都立霊園(令和8年度)が1体58,000円〜61,000円、広島市が1体5万円で、どちらも管理料を含みます。事業者の表示では、遺骨相談.comの合葬のみが39,800円(税込)です。寺院や霊園ごとに違うため、見積もりで何が含まれるかを比べてください。

永代供養は、一人あたりいくらですか?夫婦や家族で入ると何人分かかりますか?

證大寺が運営する情報サイトは、費用の提示は1人あたりの料金になっていることが多く、夫婦や家族で入るときは合計額を確かめるよう案内しています。都立霊園の合葬埋蔵施設は、1体用と2体用の使用料が別に定められ、2体用は1体用の2倍の額です(令和8年度)。広島市は焼骨1体につき5万円です。遺骨相談.comは、複数の遺骨を送るときの料金を表示から確かめられませんでした。

永代供養の「お布施」はいくらですか?

国や自治体が公表した金額は見つかりませんでした。證大寺が運営する情報サイトは、永代供養料を、寺院や霊園に永代の管理と供養を任せるための費用(契約時に一度だけ)と説明し、法事で僧侶に墓前で読経してもらったときは、お布施をお渡しするのが通例としています。永代供養料にお布施が含まれるかどうかは、寺院や霊園で違うため、見積もりの段階で確かめてください。

永代供養は、何年まで供養してもらえますか?「永代」は永久ですか?

「永代」の期間を定めた法律の条文は見つかりませんでした。證大寺が運営する情報サイトは、永代供養墓の多くは十七回忌・三十三回忌・五十回忌など期間を定め、その後に合祀するとしています。都立霊園の合葬埋蔵施設には、使用許可日から20年間は骨壷で埋蔵し、その後に共同埋蔵する組があります。遺骨相談.comの合葬のみは、納骨して合葬するプランで、BOX型は20年間個別に安置した後に合葬します。

永代供養は、宗派で違いますか?浄土真宗でもできますか?

各宗派の本山が公表した永代供養の定義は、今回確かめた範囲では見つかりませんでした。浄土真宗本願寺派の公式サイトでは、「永代供養」という語での説明は見つかりませんでしたが、この結果だけで、浄土真宗の寺院が永代供養を扱うかどうかは判断できません。真宗大谷派の證大寺は、永代供養墓は宗旨・宗派不問で、供養は浄土真宗の教えに則った方法とするなど、寺院ごとに受け入れる条件を表示しています。希望する寺院に直接確かめてください。

永代供養にしたあと、遺骨を別の墓に移せますか?

都立霊園の合葬埋蔵施設は、埋蔵した遺骨を返すこと(改葬、自宅引取り)はできないとしています。広島市の合葬墓も受け付けた焼骨は返還・改葬できず、遺骨相談.comも合祀のため納骨後の返還はできないとしています。證大寺が運営する情報サイトは、合祀前なら取り出せるが合祀後は不可能としています。国民生活センターには、永代供養墓に納骨している遺骨を近隣の霊園へ移したいが、寺院から高額な離檀料を請求されたという相談例が載っています。

樹木葬と永代供養は何が違いますか?

證大寺が運営する情報サイトは、樹木葬はお墓の一種で、墓石の代わりに樹木を墓標にするもの、永代供養は供養の方法のひとつで、樹木葬は永代供養付きのものが多いと説明しています。同サイトは、樹木葬は新しいスタイルのお墓で明確な定義がないともしています。公営の例として、都立霊園は、樹木の下の共同埋蔵施設に遺骨を土に触れるかたちで埋蔵する「樹林型合葬埋蔵施設」の使用料を、1体用95,000円〜112,000円(遺骨、令和8年度)と定めています。

参考・出典

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の供養方法や契約に対する助言ではありません。費用や条件は、依頼先や年度、宗派によって異なります。契約の前に、寺院や霊園、遺骨がある場所の市区町村などにご確認ください。

運

空き家計算機 運営事務局

本サイトは個人が運営する情報提供サイトです。空き家・相続不動産の活用・売却・管理について、国土交通省・法務省・農林水産省などの公開情報をもとに記事を編集・公開しています。お問い合わせは お問い合わせフォーム よりお願いします。