新潟県の空き家予備軍:高齢者の持ち家で子が遠い・子がいない世帯(市区町村別)

新潟県で、持ち家に住む65歳以上の単身世帯と夫婦世帯は191,800世帯(総務省「令和5年住宅・土地統計調査」の推計)。 このうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と子がいない世帯は、合わせて81,300世帯で、 子の居住地が分類された165,000世帯の49.3%です。全国(45.8%)より3.5ポイント高い水準です。 「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。

新潟県の割合

49.3%

47都道府県中、割合が高い順に12位

県内で最も割合が高い

70.6%

佐渡市

県内で最も割合が低い

41.8%

新潟市

新潟県の市区町村別 空き家予備軍の割合(高い順)

令和5年の推計値です。割合は、子の居住地が分類された世帯に占める、子が片道1時間以上の所に住む世帯と子がいない世帯の割合です。この統計表で公表されている20市区町村だけを載せています。

県内順位 市区町村 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
1 佐渡市 7,040 2,990 1,780 70.6%
2 村上市 6,100 2,280 1,310 62.3%
3 十日町市 4,580 1,890 770 61.6%
4 南魚沼市 3,850 1,530 620 59.9%
5 糸魚川市 5,040 1,750 1,100 59.5%
6 魚沼市 3,200 1,050 650 56.3%
7 加茂市 2,570 650 560 54.0%
8 小千谷市 2,510 720 580 53.7%
9 上越市 16,870 4,560 3,770 52.6%
10 柏崎市 8,180 2,320 1,500 50.8%
11 胎内市 2,740 780 460 48.8%
12 阿賀野市 3,470 610 790 48.4%
13 長岡市 23,000 5,040 4,190 47.7%
14 妙高市 2,990 870 460 47.2%
15 燕市 6,010 1,230 1,350 46.7%
16 見附市 3,360 680 720 45.9%
17 三条市 6,860 1,300 1,500 45.6%
18 新発田市 7,930 1,640 1,760 45.4%
19 五泉市 4,510 930 890 44.0%
20 新潟市 64,100 10,800 9,400 41.8%

「持ち家の世帯」は65歳以上の単身世帯と夫婦世帯の合計です。市区町村の値は10世帯単位の推計で、小さな町村ほど誤差が大きくなります。

新潟県の政令指定都市の区別

区 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
新潟市中央区 15,900 2,730 2,670 48.5%
新潟市秋葉区 5,990 1,250 1,010 46.8%
新潟市南区 3,080 470 770 44.0%
新潟市西区 12,750 2,450 1,590 41.0%
新潟市北区 5,210 740 880 39.0%
新潟市江南区 4,600 810 830 38.2%
新潟市東区 11,710 1,720 1,110 36.1%
新潟市西蒲区 4,910 640 510 34.3%

新潟県の数字の見方

全国は、子の居住地が分類された8,374,800世帯のうち3,835,300世帯(45.8%)です。新潟県は49.3%なので、全国(45.8%)より3.5ポイント高いことになります。

この割合は、親の家が空き家になる数を予測するものではありません。親の家の近くに子が住んでいる世帯が全体のどのくらいかを示す目安です。実際に空き家になるかどうかは、住む人がいるか、売るか貸すかを決めているかなど、家ごとの事情で変わります。

よくある質問

「空き家予備軍」とは何ですか。統計上の言葉ですか。

統計上の定義ではなく、当サイトの呼び方です。当サイトでは、持ち家に住む65歳以上の単身世帯・夫婦世帯のうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と、子がいない世帯を指しています。親が住まなくなったとき、近くに家を引き継げる子がいない家が空き家になりやすいのではないか、という見方にもとづく名前で、実際に空き家になる数を示すものではありません。

「子が片道1時間以上」とは、どういう意味ですか。

総務省統計局の用語解説では、子の居住地は家計を主に支える者の子の住んでいる場所で、子が二人以上いる場合は、最も近くに住んでいる子について調査したとされています。「ここでいう子」には、未婚の子だけでなく、既婚の子や子の配偶者も含まれます。「片道1時間」は、ふだん行き来に利用している交通手段による片道の所要時間です。

割合の分母は何ですか。

子の居住地の6つの区分(一緒に住んでいる・徒歩5分程度・片道15分未満・片道1時間未満・片道1時間以上・子はいない)の合計です。原典の「総数」には、この6つの区分に入らない世帯が含まれていて、6区分の合計とは一致しません。そのため、総数ではなく6区分の合計で割っています。

この数字は正確な世帯数ですか。

住宅・土地統計調査は、全国の住宅と世帯の一部を調べる標本調査で、市区町村の値は調べた結果から全体を推計した値です。原典の市区町村の値は10世帯単位に丸められていて、合計が一致しないことがあります。標本が少ない小さな市区町村は、この統計表で公表されておらず、当サイトのページもありません。

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(令和5年)高齢世帯の型(3区分)、住宅の所有の関係(2区分)、子の居住地(6区分)別高齢者主世帯数-全国、都道府県、市区町村

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021845

子の居住地・高齢世帯の型の定義:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 用語の解説」

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/yougo.pdf

世帯数は原典の公表値で、合計・割合・順位は当サイトが公表値から機械的に算出したものです。「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。住宅・土地統計調査は標本調査のため、市区町村の値は推計値です。